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村上 絵美
 Emi Murakami

ムラカミエミ・グラスデザイン・ラボ
グラスアーティスト

建築を少しかじった後、ステンドグラス工房で修行する。かなり大人になってから慶應義塾大学文学部を卒業(美学美術史)。卒論は「マティスの空間と時間」。1989年からart&architectural glassのスタジオを主宰。空間に寄り添うグラスアートワークを制作してきた。同時に個展で「ガラスでこんなことできるの」というグラスインスタレーションを発表している。2004年は新境地を開いて、生活用品であるガラスのコップに空間を発見。"Window glass"が誕生した。記憶をデザインにおとし込んで行くことに興味がある。できるだけ身近なガラス、コップとか窓ガラスを素材にして。今、一番力を入れているのは廃棄される窓板ガラスをデザインし新たな物語をみつける事。



主な作品

■The flow of TIME - fast and slow

飲食店の間仕切りとしてデザイン。10cm幅の板ガラスに焼成したガラスチップを接着。各々のガラス板はブラインドのように角度がつけられて設置されているため、入店時には模様が見えますが帰りは見えません。帰りはそういう気持ちですよね。
2003年JCDデザイン奨励賞。




■Tense+Relax

ワコールアートスペース個展、インスタレーション作品。細いグラスチューブでできていて今にも折れそうですが、実はフレキシブルなんです。UKの人達に特に人気の高い作品でした。

   



■Window glass

仕事柄、窓には常に関心がありました。窓越しにぼんやり外の風景を眺めるのも好きですし。私達はいろんな窓を通して外の風景を見ているわけですが、その感覚をガラスのコップにデザインしてみました。飲み物をこぼさないようにコップに眼を近付けてみて下さい。大切な記憶を思い出すかもしれません。

   


■Vrod

2004年末から進行中のプロジェクト。
廃棄板ガラスを材料にした、断面三角形のガラス棒の製品化に関わっています。インテリアのブラインドのように窓に使える事を目指しています。割れた窓板ガラスは、破壊のイメージが強いですが、また立ち上がらせて窓に使えるようにしてあげたい。解体予定の思い出深い建物のガラスを使えば記憶の再生のデザインになります。奮闘中です。協力者求む!



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